日本の大学と同じように、ドイツにもクリスマスと新年をまたいだ休暇があります。ドイツでは新年よりもクリスマスの方が重要なので、それこそ早めに実家に帰って家族で集まるという同級生もいました。
うちのクラスではそれより前に、みんなでプレゼント交換をする、「Wichteln(ヴィヒテルン)」なるパーティーがあったので、その様子をちょっとだけお伝えいたします。
名前の由来は小人の妖精?
調べた限りでは、北欧をはじめとするヨーロッパ諸国では、クリスマスに子供たちにプレゼントを配るのはサンタクロースだけでないのです。彼には子供ぐらいのお手伝いが何人もいて、ドイツ語ではその小人をWichtel、複数でWichtelnと言います。というわけで、このヴィヒテルンはそんなメルヘンにあやかったパーティーとも言えます。
誰のプレゼント担当になるかはランダム
うちのクラスには30人ぐらいいて、ヴィヒテルンに参加するのは15人から20人まででした。来るか来ないかを事前に確認して、来る人が確定してから、誰が誰にプレゼントをあげるかを決めます。僕たちはくじ引きでしたが、当日プレゼントを持ち寄ってテーブルの上に集め、目隠しをしながら勘で引き当てる方法もあるみたいです。
軽い気持ちで選ぼう
よく知ってる子の担当になれば、どんなのが喜ばれるか何となく想像がつきます。でもそうでないことももちろんあるので、僕は無難にクリスマスマーケットに行って選んでいました。それに、先ほどちらっと触れたように、当日誰からのプレゼントをもらうのかが分かるパターンもあります。なんというか、人数が多いパーティーでプレゼントをあげるなら、あんまり深く考えない方がいいと思います。
お題がある場合も
ざっくり説明すると、上記のようなランダム性が高いプレゼント交換ですが、中には「植物」、「家にあるもの」、「がらくた(Schrott)」など、何かお題を決めて、その範囲内でプレゼントを持ってくるバージョンもあるそうです。その方が選びやすそうに感じますが、がらくたって逆に難易度高そうな気もしますね。
ガチのがらくた持ってくる奴いるんかな…。
後は普通のパーティー
プレゼントを交換すること以外は、ドイツ人がよくやるパーティーと一緒です。WGに住んでる誰かの家にお菓子か料理と酒持って集まって、わいわい喋る感じです。日本でもやろうと思えばできますが、やっぱり場所を確保しやすいのはドイツだと思います。プレゼント交換もそうですが、パーティーが好きな人は面白いと思います。
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
別のブログも読んでいただけたらうれしいです。
んでは、また~。
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