僕は過去にこんなツイートをしたことがあります。
これは、ドイツのとあるスーパーで当時開催中だったキャンペーンのポイントシールを、いつもの40倍以上もらったってことを自慢したかっただけなんですが、これどえらいことなんですよ。
こういったキャンペーンはドイツでもポピュラーで、全国展開しているスーパーなら頻繁に見かけます。
今回は、このイベントについてちょっとしたカルチャーショックも交えて解説していきます。
半端ない割引率
日本でも、一定数ポイントを貯めたら何かの商品と交換できるキャンペーンは、スーパーに限らずデパートでもあると思います。そこに驚きはしないけど、日本だとポイント貯めるのが大変だったり、貯めても対象商品は大して安くならなかったりするパターンが多いのではないでしょうか。
ドイツはと言うと、50%以上の割引は当たり前。僕は75%というのも見たことがあります。いや大丈夫か。失血死レベルのたたき売りやないか。
有名ブランドの製品が対象になる
スーパーということで、日用品がキャンペーンの対象になります。キッチン用品だったり、タオルだったり、おもちゃもありましたね。ただ先ほどの値引き率のこともあって、本当にいい製品が売られているのかと疑いたくもなるかもしれません。
その点に関しては、少なくともブランドだけを見れば、ドイツ人から見ればまぁまぁ高品質が約束されているのが分かるので、安心していいかと。例えば、キッチン用品はWMF、Zwilling、Kitchen Aid、タオルで言えばMöveなんかも対象になったことがあります。まぁキャンペーンに出てる商品はハイエンドというわけではありませんが、「ちょっといい暮らし」をしたいと思ったら、ポイントシールを集めるモチベーションが上がるってもんです。
シールを集める方法
というわけでせっせとポイントシールを集めるわけですが、大体のキャンペーンでは、レジで5€の購入額で1枚というのが公式のルールになります。キャンペーン用のシートにある一つのフィールドに20~30枚のシールが貼られていっぱいになると、対象商品を打ち出されている値引き率で購入できます。別にシールをフィールドいっぱいにしなくても買えますが、あの値引き率を無視してまで買おうという人はそうそういないでしょう。
もしくは変則的に、PAYBACKやDeutschlandcardといった、複数の異業種店舗が参加しているポイントカードを取り扱っているところでは、それらの所持も前提になっているキャンペーンがあります。このポイントカードの仕組みについては、こちらのブログでどうぞ。
ルール無用?レジ店員の大盤振る舞い
上述の通り、ポイントシールの支給にはルールがありますが、皆さんが思っているよりドイツ人は大らか、というよりはめんどくさがりなのです。レジが混みだすと、今いくらのお買い上げだから、この人にはシール何枚渡すっていう計算をする余裕がなくなり、冒頭で紹介したツイートみたいにもってけドロボーな感じでシールをもらうことができてしまいます。
…客である我々がねだっているわけではないので、こんな時はありがたくもらっておきましょう。
シールがもらえることに気づかない人も結構いるっぽいから、別にスーパーがめっちゃ損してるわけでもなさそう。
あと、この現象はやっぱりみんなが買い物に集中する金曜、土曜に多く起こります。行列に並ぶのは面倒ですが、こんなラッキーもあるかもぐらいの期待は持っといてもいいと思います。期待しすぎると、まともな交換比率でシールをもらったときにがっかりしてしまうので、あくまで5€で1枚のシール、というのが基本であると覚えておきましょう。
プレゼントとしてもアリかも
ドイツにいれば、今何がキャンペーンになっているのかは分かりますが、いいものであることに変わりありません。なので、個人的にはタイミングが合えば、友達や親しい人にプレゼントするつもりで集めるのもアリじゃないかと思っています。まして、日本にいる家族にあげるということであれば、なおさらおすすめです。
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
別のブログも読んでいただけたらうれしいです。
んでは、また~。
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