ドイツの大学に行こうか悩んでいるみんなへ

出願準備

このブログを読んでくれている皆さんは、少なくともドイツに興味があり、そして学生としての生活が気になる方が多いのだと思います。

もちろん、特にそうではないけど、たまたまここに立ち寄ってそっちの方面も面白そうだと思ってくれた方たちも大歓迎です。

今回は、行きたいとは思っているけど、ドイツの大学に進学するのに足踏みしているあなたが、ちょっとでも前向きに考えられたらというつもりでブログを書きます。

どうして海外の大学に行きたいの?

まず皆さんの頭の中に、「海外の大学に通いたい」という思いがうっすら芽生えたのは何がきっかけでしたか?

(出典: Flickr “Class” by roanokecollege)
  • 海外でのキャンパスライフに憧れる
  • 海外で勉強して国際感覚を身につけたい
  • 海外の大学を出たという箔が欲しい
  • 将来海外で働くのに視野を広げたい

などなど、生活、資格、仕事のことを考えて生まれた選択肢だったというケースがほとんどでしょう。

もちろん、行けばいったでそれなりにしんどいことはあって、ホームシックになったり、今いる環境から離れたいと思うことはあります。

それでも、この国で学生でいるということ自体を諦めなければ、皆さんのモチベーションになっている(であろう)、上の些細な動機をかなえられるチャンスは十分残っているのです。

どうしてドイツなの?

また、どうして特にドイツという国に注目したのかを考えてみましょう。

(出典: Flickr “German Flag” by Petra B. Fritz)
  • (国立の場合)学費が激安
  • EUの中でも社会的に安定している
  • ドイツ語を勉強していて、語学力をキープ、もしくはアップしたい
  • 身近な人がドイツにゆかりがある

といった感じで、ドイツがいいなと思った理由はなんとなくあるはずです。

きっかけは何だって構いません。その気持ちに嘘がなければ、どうかそれを大事にしてください。ただ、自分に向き合って、どうしてなのかというところを明らかにする必要はあります。

応援してくれる人は強み、でも最後に決めるのは自分

自分でできる準備以前に、家族に話し、理解してもらわないといけない人もいるでしょう。

僕は幸運にも、家族の反対はありませんでした。なので、説得がどれだけ大変かは推し量ることしかできません。

それでも言えるのは、応援してくれる家族がいるということが分かれば、どんなことがあっても、それが一番最後に残る勇気になります。

(出典: Flickr “Family” by ryanhsuh31)

しかし、家族が何が何でも反対というケースは無きにしも非ずです。心配の裏返しや、自分が体験したことがないものに対する不安から、引き止めたくなるのかもしれません。

残念ながら、そういったケースにあたる皆さんは、そうでない人よりも行動に移せるタイミングが遅れてしまうでしょう。ただ、だからチャンスがないとは思わないで欲しい。社会に出て、自分で決められることが増えて、それでもドイツに留学したいという気持ちが残っていれば、責任を自分で持つと心に決めて踏み出しましょう。

誰が反対しても、その扉は完全には閉ざされないと信じています。

現地で降ってきたチャンスをつかんで交際の輪を広げよう

そして現地に降り立ち、知っている人が誰もいないまっさらな状態から始める生活は心細いもの。

日々を過ごすのに精いっぱいで、友達を作りたいけどそんな暇なんてない、と思うときが来るかもしれません。自分から外国語で話しかけるのも、ハードル高いですよね。

(出典: Flickr “Isolated” by Photo Max..)

そんな時は、話しかけてくれた同級生とちょっと長めに話してみましょう。お昼に誘われたら、行くだけ行ってみましょう。最初は受動的でも大丈夫です。そのうち対等だと思える関係ができれば、自分もその人に対して積極的になれる日が来ます。

(出典: Flickr “Three” by Riza Nugraha)

自分から何もできなかったと、大学入学当初から嘆く必要はないですよ。最初から外国でガンガンに周りに話しかけて、いつの間にか輪の中心にいるなんてコミュ力強すぎる。

クラス外でも、タンデムやアルバイトを通して友達ができることもあります。クラスよりも小さい単位で知り合うから、こちらの方が友達はできやすいかと思います。

辛いと思うのは当たり前

そうは言っても、さっきも書いたように、行けばいったで辛いことはあります。

クラスに馴染めない、勉強が難しい、慣れない土地での一人暮らしがしんどい、などなど。

今までと全く違うところに身を置いて、自分の力で生きていくことは簡単なことではありません。

僕が言いたいのは、黙ってそれに耐えろということではないのです。むしろ、それは自然な感情であって、吐き出したいと思うのはよくわかります。吐き出しましょう。友達でも、離れたところにいる家族でも、いるなら恋人でも。

(出典: Flickr “Hands” by Leonardo Rizzi)

踏み出そうとする勇気を捨てないで

仕事から、ではなく正規大学生として異国の地で生きていく決断は、誰にでもできることではありません。その時点で、自分で流れを作り出そうとしているという誇りを持ってください。

後悔はいつ、どの選択をしても残ります。

でも、外国人としてドイツの大学に行くというのが、皆さんが将来振り返って、大きな、良い方向のターニングポイントになることを願います。

いいことばかりじゃないけど、あの時の気持ちは今でも大事にしています。

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!

別のブログも読んでいただけたらうれしいです。

んでは、また~。

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