ドイツの大学には、出願にあたって事前にインターンシップなどの職業経験があることを条件としているところがちらほらあります。例えば、うちの大学は12週間分のインターンシップ経験を証明するように要求してきました。
ドイツでは探しやすいけど…
僕はそれより前にドイツで1年間インターンシップを経験していたので、その時もらった証明書をそのまま出願書類として提出しました。ドイツでは1日8時間、週5日従事するインターンシップは普通に見つかります。
今回のように長期間の職業経験が出願条件として提示されていることもあれば、大学が単位取得のためにカリキュラムに組み込んでいるパターンもあり、日本より企業と若者や学生が関係を築きやすいのです。
さらにドイツには”Ausbildung”と呼ばれる、いわゆる職業訓練生として高校卒業後に会社で3年間働くシステムもあるので、その体験をインターンシップに必要十分条件として適用することも可能です。
日本で長期インターンシップは探せる?
でも普通に考えて、日本でそんな長期のインターンシップどうやって探すのか見当つきませんよね。そこで今回は長期インターンシップを斡旋する企業を一部紹介します。
1.KOPRA
主なインターン先:日本、東アジア、ヨーロッパ
こちらはドイツのNPOであるKOPRAが運営する、ヨーロッパ-東アジア圏のインターンシップ、就職先を紹介するサイトです。
紹介されている企業は正直あまりないですが、ここを経て決まった働き口の証明書ならドイツの大学や企業を納得させやすいと思います。
2.Infraインターン
主なインターン先:日本首都圏(他大阪、京都)
日本の首都圏で長期インターンシップを探す方に向いています。海外のインターン先も取り扱っているみたいですが、常時紹介されるほどのストックはないようです。
ここの強みは、有料でPhotoshopやIllustratorをはじめとしたデザインソフトやプログラミングの口座を受講できるところにあります。留学に直接関わるかと言われれば難しいところですが、卒業後のキャリアアップを後押ししてくれるでしょう。
3.Intern Street
主なインターン先:日本首都圏(他関西、九州、札幌)
こちらも主に首都圏に籍を置く企業のインターンを取り扱っています。
企業による本選考の前に、Intern Street所属のキャリアコーディネーターによる事前面談で自分の能力と目標にあったインターン先を紹介してもらえます。事前面談は、東京近郊なら東京本社で、遠方の会員はスカイプなどで行われます。
4.外資就活ドットコム
主なインターン先:日本首都圏(他大阪、海外)
ストレートな名前の通り、外資系企業のインターン紹介に力を入れています。AmazonやMicrosoftもリストに上がっているので、外資系の中でも名の知れた企業も取り扱いがあるようです。実際にドイツの企業の紹介もあり、そこでインターンを経験すればドイツの大学出願時の選考で頭一つ抜きんでる可能性が高くなるでしょう。
首都圏にはチャンスがごろごろ
やっぱり日本で長期インターンシップを探すとなると、東京をはじめとする首都圏に目を向けざるを得ません。企業が集まっているんだから当然そうなりますよね。こう言ってしまうと、じゃあそれ以外の場所に住んでいるとチャンスがなかなかないのかと解釈されても仕方ないと思います。
皆さんからの情報歓迎です!
ただ、あくまで今回はインターンを紹介しているプラットフォームを数点紹介しただけなので、他にも長期従事可能なインターンシップを見つける手段はあるはずです。みなさんが他にもいいサイトをご存知であればぜひ教えてください!
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
別のブログも読んでいただけたらうれしいです。
んでは、また~。
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