この記事では、ドイツの大学に出願するときに揃えておくべき書類を、優先順位をつけた一覧で紹介します。
各書類の詳細に関しては、別記事で一つ一つ説明するので、ここではとりあえず「あー、これだけ揃えとく必要があんのか」っていうところまで理解してくれたらオッケーです。
一般的に必要な書類
ほぼ全ての大学で求められるものです。ドイツに留学したいと思ったら、とにかくここから取り掛かりましょう。
1.語学力証明書(ドイツ語、英語)
大学の授業はドイツ語で、場合によっては英語でも行われるので、最低限授業についていける程度の語学力を証明する必要があります。
2.学歴証明書
ドイツの大学に入学するには、日本人ならもう大学に入学できる、またはできている程度の学歴が選考基準とされています。ちょっとややこしいので、こちらの記事を参照してください。
3.履歴書
自分の経歴をまとめて、Wordで履歴書を作りましょう。ドイツの履歴書の書き方は日本と全然違うので注意です。
4.志望動機書
こちらも履歴書同様Wordで作成します。「この大学に行きたい!」ということを、自分の情熱だけでなく、大学と学部の特徴も盛り込めば好印象です。
あった方がいい書類
選考課程で加点対象になったり、学部によっては提出必須になる書類です。ドイツ語、もしくは英語に翻訳できそうなら調達してもいいと思います。
5.職歴証明書
自分の行きたい学部に直結している職種なら、その経験を評価されることがあります。これに関してはインターンシップも同様です。ただ、インターンシップの場合は3か月以内なら書類にしない方が無難です。
6.語学力証明書(ドイツ語、英語以外の言語)
選考基準になっているなら必須です。僕の場合は、合格した後でもドイツの大学で外国語の授業を取る必要があり、該当言語の公認資格を持っていた同級生が授業を免除されていました。
7.資格証明書
自分の行きたい学部に直結していて、世界に通用するような資格、もしくは国家資格であれば加点対象になりえます。※保証するものではなく、あくまで「あったらいいかもね」ぐらいで捉えておいてください。
不安なら入試課に相談
ざっとこんな感じになります。自分の行きたい大学、学部は何を基準にしているのかをもっと知りたい、という方は、「(大学) (学部の名前) Zulassungsvoraussetzung(入学前提条件)」でネットで検索して、一覧を探してみてください。それでも見つからなければ、各大学、学部のImmatrikulationsamt/Prüfungsamt(入試課)担当者に問い合わせてみましょう。
いざ出願というタイミングになっても書類を集めきれない場合も、入試課に相談しましょう。大学、学部によりますが、出願期限を越えてしまってもセメスターが始まるまでに提出してもいいというパターンがあります。
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!
別のブログも読んでいただけたらうれしいです。
んでは、また~。
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